スキンケアの真実
- 2018.10.3
「スキンケアの真実」
化粧品と擬似効果化粧品との違いをご存知ですか?間違ったスキンケアが、肌の本来もっている機能をどんどん破壊してしまっています。ここでは化粧品と擬似効果化粧品の違いについてご説明いたします。
◎“気持ち良い”の素と“スキンケア”の素は違う。
「プルプルなのに、サッと馴染む」「なんだかいい香り」「あったかくて気持ちがいい」。
このような使用感は、『売れている化粧品』の特徴でもありますが『肌を健康的に、すこやかに保つ』ために、本当に必要なものでしょうか。また【使用感】の元になる原料について考えたことはおありですか?
「自分の肌に合う化粧品が見つからない」という方に、特に知っておいていただきたい、肌のこと、スキンケアのこと、化粧品と擬似効果化粧品のこと、まとめてお話したいと思います。
◎きれいな肌の基本「ターンオーバー」。
肌がきれいな人は“角質層”がきれい。
「肌のきれいな人」とは、要するに「新陳代謝が活発で、角質層の状態がいい人」です。
肌は下図のように【表皮】、【真皮】、【皮下組織】の3層に大別できます。さらに表皮の内部は【角質層】、【顆粒層】、【有棘層】、【基底層】の4層で構成されています。
中でも【角質層】の役割は責任重大で、体内の水分を放出したり、角質層内の天然保温因子(NMF)成分に体内の水分を含ませてお肌の乾燥を防ぐ『水分調整の役割』と、細菌・ウイルス・微生物の侵入や、化学物質など『様々な刺激から体を守る役割』を同時に行っています。
これは、人間であれば誰もが生まれた時から自然に繰り返している『バリアー機能』です。
【角質層】は基底層で生まれ、有棘層、顆粒層と移動しつつ、新しい細胞が古い細胞を押し上げるように表面に現れ、最後は自ら「垢」として剥がれ落ちる「ターンオーバー」を約28日周期で繰り返しています。
不摂生やスキンケアの過不足でターンオーバーが乱れると、トラブル肌を引き起こします。『くすみ』は古い細胞が表皮に長くとどまることで起こりますし、『カサつき』や『シミ』は、未成熟な角質による水分調整不足が原因です。
◎正しくスキンケアするために。
間違ったスキンケアがもたらす“悪循環”。
スキンケアとは、文字通り「皮膚の世話をする」ことです。
《清潔に保つ》《乾燥を防ぐ》《紫外線から守る》の3点が基本となります。
クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、美容液、日焼け止め…。スキンケアの種類も多岐にわたります。
特にポロポロ、ゴシゴシ、キュッキュと角質を削ぎ落とすようなクレンジングや洗顔を筆頭とする『行き過ぎたスキンケア』は返って皮膚を傷める原因になっているかもしれません。
正しいターンオーバーを経ずに剥がされた角質は、まだ未成熟なため水分調整力もバリアー力も不十分で《天然保湿成分(NMF)不足→乾燥→過剰な皮脂分泌によるベタつき→ゴシゴシ洗顔→乾燥…》を繰り返します。「自分はオイリー肌なんだ」と錯覚している人に顕著な現象で、本来絶対に欠かせない『保湿』を怠ってしまう原因になっています。
この対処療法的悪循環により、肌はさらにバリアー機能を失い、界面活性剤をはじめとする化学物質が侵入しやすい状態に。間違ったスキンケアは、肌が本来もっている機能をどんどん破壊してしまうのです。
不摂生やスキンケアの過不足でターンオーバーが乱れると、トラブル肌を引き起こします。『くすみ』は古い細胞が表皮に長くとどまることで起こりますし、『カサつき』や『シミ』は、未成熟な角質による水分調整不足が原因です。
“つっぱり実感”お肌チェック。
正常に機能している角質層は、常に20~30%の水分を保持し柔軟に伸び縮みします。日ごろから『つっぱり感』が気になる方は要注意。「自分の肌の状態は正常か?」こんな方法で確認できます。
15~30分で『つっぱり感』がなくなれば《正常》。
30~60分かかったとしても《正常の範囲内》と言えます。
化粧水、乳液、美容液、クリーム、パックなど、常日頃から、入念なケアをしているにも関わらず『つっぱり感』が消えない方は要注意!! 中には、一日中『つっぱり感』を感じてしまう超乾燥肌の方もいるかもしれません。すっぴん肌が日常の男性や子供には考えられない『つっぱり感』には、上記で説明したスキンケアの方法と、化粧品の原料が深く関わっているのです。
◎安心して選んでいただける化粧品づくり。
使用感ではなく“本物”を求めて。
「少しベタつく」「これで保湿出来ているの?」
これは、弊社【シルクの化粧品】を初めてご使用になった方のご感想です。やはり、これまでご使用になっていた化粧品と異なる『使用感』に違和感を感じられる方が多いようです。これまで『使用感』で化粧品を選ばれていたということでしょう。
ここからは、長年化粧品開発に携わる中で、私が見てきたことを踏まえ【シルクの化粧品】開発に込めた想いをお話します。
こういったよく売れる『使用感』のよい化粧品は、試作する人のセンスと原料の組み合わせで、簡単に作ることが出来るのです。それは、お手軽クッキングといった様子です。『使用感』を出すために、肌本来の持つ機能を引き出すこととは何ら関係のない、しかも肌の機能を阻害する恐れがある原料を含む場合もあります。そして、○○エキスや××エッセンスと名のつく有効成分は、ほとんど皆無の状態です。
肌には本来、自らすこやかに、美しくなろうとする力が備わっています。私たちは、その力を信じて「肌に不足する成分を最低限補う」程度のささやかな応援しかできませんし、それ以上のことはしてはならないのです。
私が提供したいのは“意味”のある化粧品です。
私は、繭が持っている機能性を100%備えたシルクアミノ酸と出会い、この仕事を始めた頃の原点を思い出し「売れる化粧品よりも、誰にでも安心して選ばれる化粧品を作ってお届けしたい」と強く思うようになりました。
【シルクの化粧品】は、繭の持つ機能を100%活用した天然原料化粧品です。擬似効果商品ではありませんので、付けたときの感触、香り、色など、効果に関係のない部分は、重視していません。『使用感』は他商品に至りませんが、これは逆に言うと、人間の肌の機能を阻害する恐れがあるとされる原料は一切使用していない証拠と言えると思います。
広告イメージや『使用感』に惑わされない「本当のすこやかさ」をお求めの方は、是非、当サイトの他ページもご参考ください。【シルクの化粧品】と、私たちの想いをご理解の上、ご購入をご検討いただけるなら、これ以上幸いなことはありません。
◎敏感肌の方
敏感肌の方は、お医者様からの薬や、雑誌や口コミで評判の漢方薬、化粧品、健康食品などあらゆる商品をお試しのことと思われます。「なかなか自分に合う商品に出会えない」というお客さまに、お試しセットをご用意しました。弊社【シルクの化粧品】は、防腐剤、合成界面活性剤などの化学物質を一切使用していません。是非お試しください。
上智製薬編集部 2018.10.3
関連記事
-
頭皮ケアはシャンプーを選ぶことからです。 ◎シャンプーをす[…]
-
「蚕の繭が化粧品に?」 上智製薬が販売している化粧品の全て[…]
-
シルクの化粧水は、これまでのシルクに対する常識をくつがえ[…]
-
石鹸はもともと古代ローマ時代に羊の肉を火で炙った際に、滴[…]